TDGオリジナルロッド製作妄想中ニュース

２０１５・９．１２

一風変わった意味のあるロッドを目指しキャステイングがもっと楽しくなるロッドを目指し妄想中！

 

すべては妄想からはじまる。

理想のトップウォーターロッドとは何か？"基本的には低い弾道でゆったりとルアーをストラクチャーに送り込む"。これがトップウォーターフィッシングで求められてきたロッドですが、

今ではトップウォーターを楽しむ方の年齢層がより幅広ろく、またトップウォーターを長年愛し年を取っても楽しむ方も多く見られます。しかし実際ではお仕事が多忙で一年間で数回でしか釣りに行けない方もいらっしゃいます。

その場合日頃使ってなかった筋肉や柔軟ではない筋を痛めたり、トップウォーターのゴールデンタイムの夕方まで体力を使い果たし貴重なキャスティングができなくなりスーパーバイトがえられなくなります。

しかし、低い弾道でゆったりとルアーをストラクチャーに送り込むロッドの大半はどうしてもロッド重量が増える傾向にあります。

カヤックフィッシングにおいてもパドリングの疲労やフローターにおいてもかなりの体力の消耗した上でのキャスティングになり重たい傾向のロッドを振る状態になります。

これからのロッドの考え方を見直す必要性がでてきています。

大切なのは　グリップ、リール、ロッド、ルアー、ライン　これらのトータルバランスなどで決まります。、ルアーを送り込む対象物や天候によっては、ぽわーんっと投げることによるラインスラッグや微妙に流されるボートなどの影響によりラインがストラクチャーに接触しルアーがストラクチャーに引っかかってせっかくの高ポイントが台無しになってしまいます。

 

夕方は比較的山等のサーマル（上昇気流）がいったん止まることが多く水面が落ち着きますが、天候の昼と夜の温度差が激しいときは気温が下がったときの吹き下ろしが強くなります。この微妙な風こそ実は最高の敵になります。

 

船艇は岸に微妙に近ずいたり横に流れたり回ったり、ゆったり投げたルアーはゆったり横に流れたり、意外に釣りになりません。

 

ではどのような"バランスのロッド"が適切なのか?

 

 

＊なるべく軽量で夕方まで体力が持つ。　　＝精神的にリラックスできる

 

＊微風でも正確にキャストができる。　　　＝投げても決まるので楽しい

 

＊流される操船時にも片手で持ちやすい。　＝ポイントを荒らさない

 

＊キャスティング中の左右コントロールがしやすい。＝ミスキャストの軽減

 

＊早すぎず遅すぎない心地よい投げごごち。＝ルアーコントロールに集中できる

 

＊ロッドが見易い　　　　　　　　　　　　＝自分や相手の状況がわかりやすい

 

＊コストがなるべく安い　　　　　　　　　＝奥さんや彼女に怒られにくい

 

これらの要素と、リール、ライン、ルアーのトータルバランスを判断する必要性が有ります。

 

さてさて、TDGではどのようなロッドが出来るか楽しみになってきますね！

 

妄想族担当　柳井